2014年12月5日金曜日

僕が飛び跳ねる理由

 



「自閉症の僕が跳びはねる理由」の作者 東田直樹さんと アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏の交流 人と人との出会いは時に奇跡を起こします。 日本の自閉症の少年と アイルランドの作家との出会いから生まれた希望の物語です。

https://www.youtube.com/watch?v=kpZO3cVTTJo
https://www.youtube.com/watch?v=3gtCpBqf63s


今日散歩していたら 14歳になる自閉症の男の子も持つ女性に出会いました。
私は このビデオを見るまでは、 自閉症がどんな病気なのかをあまり知りませんでしたし、知ろうとも思いませんでした。ただ気の毒にしか思えませんでした。

しかし、 このビデオを見て、 神様はみんなを愛してくださっているし、 みんな神様の子供なんだと実感しました。 ヘレンケラーの言葉 「障害者は不幸なのではなく、 ただ不便なだけなのだ。」という言葉を思い出します。

私は自律神経失調症に5回もなりました。 自分の体が自分の体ではなく、 心と体が別々の存在。 という感覚 がよくわかります。 歩こうと立ち上がっても、 突然足が動かなくなる。 眠ろうと思っても眠れない。 一口食べて体が焼けるように熱くなるというふうに体温調節ができなくなる。人が怖くて 外に出れない。 ただ自然と一体化するときだけが平安でした。それは地獄なのです。

自閉症は そんなふうに、 自分の思うように動かなくなった体と一生つきあっていかなくてはならないのです。

ひとりでも多くの方が 自閉症について理解が深まっていけることを祈ります。




 

2014年12月2日火曜日

幸福の黄色いハンカチ

              http://iwiz-movies.c.yimg.jp/im_siggcHvVOkFincTebxiAYcRDlQ---x680/c/movies/pict/p/p/03/57/153702_01.jpg 

 先日 高倉健さんを偲んで、「幸福の黄色いハンカチ」をテレビで上映してました。 
1977年作だそうです。

 ヤクザ上がりで、 今度こそまともな人間になろうと決意して九州から北海道に出てきた島は光江に出会い、 声をかけるのに6ヶ月もかかりますが。 強引に結婚。 
 光江は妊娠したものの、不注意で流産。 それで荒れた島は道端でチンピラと喧嘩して男を殺してしまう。 そして又もや刑務所入り6年。 その時島は光江の将来を思って一方的に離婚。
そして出所する日、「もしもまだ一人でいるなら、 そして自分の帰りを待っていてくれているのなら、
黄色いハンカチを家の前に掲げていてほしい。もし 掲げていないのなら、 きっぱりとあきらめて二度とあなたの前にはあらわれない。」と葉書を出します。
黄色いハンカチは光江の妊娠が確実の時、仕事中の夫に知らせる為に光江が決めたサインだったのです。

「信じて待つ」 なんて美しい行為なんでしょう。 愛の最も崇高な行為ではないでしょうか。
その崇高な行為は 周囲の人々を感化させていくのです。
感動の涙でした。


2014年11月16日日曜日

後藤徹氏 遂に勝訴判決!

後藤さん、長い間、 本当にお疲れ様でした。 

後藤徹氏の控訴審で勝訴判決! 被告らに2200万円の賠償命令

2014年11月14日
 11月13日(木)午後2時半から、東京・霞が関の東京高等裁判所で、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が、自身に対する拉致監禁・棄教強要に関与した親族や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師、職業的改宗活動家の宮村峻(たかし)氏などを相手取って起こした民事裁判の控訴審判決が言い渡されました。

 裁判長は、拉致監禁の事実認定について後藤代表の主張をほぼ全面的に受け入れ、 一審被告である兄夫婦と妹の3人に対して総額2200万円の支払いを命じるとともに、同じく一審被告である宮村氏に対しては、上記損害のうち1100万円 を、また松永牧師に対しては同440万円を連帯して支払うよう命じました。

 東京高裁は判決で、後藤代表が1995年9月、都内の実家からワゴン車に乗せら れて新潟市内のマンションに拉致されて以降、2008年2月に東京・荻窪のマンションから解放されるまでの約12年5か月にわたり、「監禁」ないし「行動 の自由の違法な制約」がなされていたと認定。
 その上で、松永牧師については、後藤代表の家族の違法行為を「黙認」「鼓舞」したばかりか、「(後藤代表の)自由を制約して脱会の説得をすることを幇助していた」と判断しました。

 また、宮村氏についても「(後藤代表の)拘束について、これを理解した上で幇助していた」とし、さらに松永、宮村両氏は後藤代表に対して、統一教会の信仰を棄てることを強要していたとして、「共同不法行為責任を負うべきである」と言明しました。

 今回の控訴審判決は、賠償金額以外の点では極めて公正妥当な認定判断を行い、拉 致監禁、脱会強要活動を断罪したもので、信教の自由の観点から高く評価できるでしょう。これまで、統一教会信者に対する拉致監禁、脱会強要活動に対して、 「親子の話し合い」なる弁明を採用してその違法性を減殺しようとする判決もありましたが、今回の判決によって、今後は、こうした弁明は一切通用しなくなる ことでしょう。

後藤徹代表のコメント
 「31歳から44歳までの12年5か月にわたり、同じ天井と壁を見るだけの毎日 でした。最後の約10年間監禁されていたのは、表の通りをたくさんの人が行き来する東京・荻窪のマンションでした。現在の日本においてこのような事件が実 際に起こるとは最初の頃は信じてもらえませんでしたが、一審判決を経て、今回、より一層踏み込んだ判決を得ることができました。松永、宮村両氏から徹底的 に教育され、焚きつけられた結果、家族は長期間の監禁事件を引き起こしたと考えています。こうした犯罪が過去50年近くにわたって行われ、約4300人が 被害を受けてきました。中には、自殺に追い込まれた女性や、マンション6階から逃げようとして地面に落下し瀕死の重傷を負った男性もいます。私の裁判を通 して、そのような現実を一人でも多くの方々に知って欲しいと思います」

 なお、判決が言い渡された直後に、東京高裁前で後藤代表が勝訴報告を行った際の映像が、以下のURLからご覧いただけます。~ 統一教会サイトより抜粋

 

手に負えない女ベスト10

  

 皆様 お蔭様で、私の愛したKingstonの家が11月7日に、めでたくお嫁入りできました。(売れました。) なんとその日は愛犬ミリちゃんの命日(1周忌)だったのです。

 ミリちゃん。 天国に行っても神様の使いとしてのミッションをがんばってくれてるのね。
ミリちゃん、ありがとう。

でも犬は霊がないのに、 不思議です。 ご先祖さまが同じ日にしてくださったのかしら。

ところで、今回のテーマは「手に負えない女ベスト10」

これを見たら世の男たち、 自分の奥方様に感謝してくださるかしら、、、、

それとも淀殿より上?! ナ ン ト!、

か弱き女性たちよ。 歴史的反面教師から学ぶことナキニシモアラズ。
毎日自分を磨いてまいりましょう。

ray& michiko -before and after






2014年10月30日木曜日

お世話させていただいたことに感謝 ー多重介護”の壮絶人生ー

西川ヘレン 泣き笑い多重看護壮絶人生


  

 (1)生い立ち-家族・家庭への憧れ-

 ◇私は,アメリカ人の父と日本人の母のもとで生まれた混血。母一人子一人の家で育った。母は和裁をして私を育てた。小学校では平等のハズであったが,実際は遊ぶことも勉強することも平等に扱われなかった。

◇そんな状態だったので,人一倍,家族・家庭への憧れが強かった。そのため家に一人閉じこもり,人形相手にままごとをして遊んだ。ノートは,家の見取り図でいっぱい。
 


(2)西川きよしとの出会い

 ◇母を幸せにしようと吉本興業に入り,ヘレン杉本として頑張った。そんなある日,扁桃腺で40度の高熱で倒れ,同じ吉本に所属していた売れない若手芸人・西川きよしの家に案内され看病された。破れて綿が出ていた蒲団に寝かされたが,生まれて初めて寄せてもらった家。きよしの父をはじめ,みんなから「大丈夫か!」と声をかけられ,感激した。

◇きよしは,高知生まれの高知育ち。父が他人の保証人になったことから破産し,何もかもがなくなって,一家は着の身着のままで大阪へ。牛乳配達新聞配達で食いつないでいたが,やがて吉本に入った。

◇そんなきよしに惚れて,私の方から一緒になってほしいと申し込んだ。しかし,きよしは,「ギャラが合わん。女房より稼ぎが少ないのでは男がすたる」と応じなかった。当時の私のギャラは月20万円あったが,きよしは5500円。そこで,2人で吉本の社長に,なんとか仕事をもらえませんかと頼み込んだ。

◇昭和42年,21歳で所帯を持ち,6畳一間の生活からスタート。転々としたが,死に物狂いで働いたお陰で,やがて風呂・テーブルの付いた公団住宅に入ることができた。坂田利夫が頻繁に出入りした。24歳の時,堺に玄関のある一軒家を建てた。嬉しかった。そこへ,きよしの両親と私の母の3人を引き取り,老人3人との同居生活が始まった。現在は箕面市に引っ越し,そこに住んでいる。

 

(3)老人3人と一つ屋根の下で
 

4世代同居。最大15人の大家族。一つ屋根の下には,良いことも悪いことも詰まっている。

◇朝,ご飯を炊き,ご先祖様に仏飯を備え,孫・ひ孫と一緒に「南無阿弥陀仏」を唱えるのが日課。


◇実母92歳,義父86歳,義母82歳。3人の老人介護に明け暮れ,心身が疲弊する日々が続いた。義母は認知症で,「アンタ,誰?」の世界。義父は胃潰瘍からうつ病となり,寝たり起きたりの生活。


 年寄りはわがままだから,自分の生活リズムを変えようとはしない。義父の朝食は4時,昼食は10時,夕食は3~4時。こんな調子だから,一日中食事の準備をしなければならない。
 

◇出無精の義父を桜見物に誘ったら,義母・実母もついてきて,老人3人を連れてお出かけ。各々勝手なことを言うので本当に困ったが,みんなが喜んでくれたので,生きる喜びを感じた。そのうち義父がおむつに便をボトボトこぼしたので,公衆トイレに駆け込んで,お尻を拭いてあげた。

◇義父と実母が寝たきりになった。実母であっても,ビチャビチャになっているのに,おむつを換えていらなと言い張る。物は言いようで,「私が赤ん坊の頃,おむつを換えてもらった。だから今度は,私にもやらせてほしい」と言ったら,やっと納得してくれた。

◇便が出にくい時は,手袋をしてワセリンを付けて「掻き出し」をする。父母は思わず,「臭いなぁ」と漏らす。父母の言葉の一つ一つが身に沁み入る。

 

◇私自分も疲れ果てて,血圧が200~210にも上がったことがあった。重症の更年期障害にもかかった。
 

(4)実母の看取り

 ◇実母は脳梗塞を患い,最後の正月を迎えた。子供・孫も加えて,家族全員が交代で看病した。誰一人,無視する者はいなかった
 

◇4月18日,ついに他界。息子は,おばあちゃんは,みんなの心の中に生きている」と叫んで号泣した。これが,何十年もかけて積み上げてきた重みだったのだと思う。

◇棺桶の母を見て,義父は,「わしゃ死んでもあの中に入りたくない」と言ったが,2年後にそこに入ってしまった。

(5)お世話させていただいたことに感謝
 


◇恩ある人のお世話をさせてもらうことは“年輪の一つ”。3人の父母の介護をさせていただいたことに,心から感謝している。
 

 ◇それにしても,けんかもよくした。女3人が台所にいると必ずけんかになる食べ物の作り方などは,各々の言い分が違う。

◇とうとう夫(きよし)が,「3人でようもめとるなぁ」と中に入って,各々の持ち場を決めたらどうか,と提案してくれた。私が台所,母二人が洗濯掃除と分担して,なんとか収まった。

一つ屋根の下で,どう生きるかどう住まうか,父母の姿を見て歳をとる”ということ教えられた。それができたのも,大黒柱(きよし)がしっかりしていから。

◇家族っていいなぁ!
以上。

 

賛否両論あるにしても,女の夢,嫁の立場,母親の役割,そして妻としての責任‥‥。彼女が自らの生きざまを通して切々と語る思いには,実に多くの教訓が秘められています。私には大きな驚きでした。

へぇー,西川ヘレンとはこんな人だったのか。誰もが簡単に真似のできる生き方ではない持って生まれた人柄なのか,それとも生い立ちの不幸がこんな人格を形成したのか。多分その両方なのでしょうね。

そして本人も語っているように,夫・西川きよしの存在(信頼,援護)が大きかったに違いありません。彼については,横山やすと組んだ名漫才師,参議院議員にもなった人気芸人の一人,との認識しかなかったのですが,今般,大いに見直した次第です。

それにしても,さすがは元芸人。泣いて笑って,聞いている人を惹きつけてやまない,そのしゃべりには,ほとほと感心いたしました。  

西川ヘレンの“泣き笑い多重介護”の壮絶人生 | 蓼食う虫の記 より抜粋

 

人も羨むばかりに幸せそうな西川家大家族。が、その日常は、80代90代の3人もの老人介護に明け暮れる。そしてヘレンママも重症の更年期障害で倒れた。ファミリーの団結で挑んだ泣き笑い多重介護の壮絶レポート。
  人も羨むばかりに幸せそうな西川家大家族。だが、その日常生活は? 実母92歳、義父母86、82歳……3人の老人介護に、明けても暮れても心身が疲 弊する日々。そして、ヘレンママも重症の更年期障害で倒れた!度重なる救急車出動、夫婦で話し合っても深刻な破綻に陥るばかり。ついにヘレンは、自殺を決 意して家出したこともあった。しかし、そこには、恩ある人に心尽くしのお世話を果たし、愛する人の最期を家族で看取ることの尊さに対する揺るぎない信念が あった。「"老人病棟"と化している我が家の現実を、ヘレンは何一つ包み隠さず綴った」(夫・きよし氏)。ファミリーの団結で挑んだ、壮絶にして感動的な 泣き笑い多重介護・看取りドキュメント! 

---------------------------------

テレビで西川夫妻のトークショーを見てとてもヘレンさんに感動しました。

生きている限り、 感謝で人のお世話をして 生きた証しとして自分の年輪を美しく輝かせたいものです。 ヘレンさんのように、、、