2011年9月3日土曜日

穴だらけの壷だけど

ひび割れ壺の話   

 インドのある水くみ人足は二つの壷を持っていました。
天秤棒の端にそれぞれの壷をさげ、首の後ろで天秤棒を左右にかけて、彼は水を運びます。
その壷のひとつにはひびが入っています。もうひとつの完璧な壷が、小川からご主人様の家まで一滴の水もこぼさないのに、ひび割れ壷は人足が水をいっぱい入れてくれても、ご主人様の家に着く頃には半分になっているのです。
完璧な壷は、いつも自分を誇りに思っていました。なぜなら、彼がつくられたその本来の目的をいつも達成できたから。
ひびわれ壷はいつも自分を恥じていました。なぜなら、彼がつくられたその本来の目的を、彼は半分しか達成することができなかったから。
二年が過ぎ、すっかり惨めになっていたひび割れ壷は、ある日、川のほとりで水くみ人足に話しかけました。
「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている」
「なぜそんなふうに思うのか」
水くみ人足はたずねました。
「何を恥じているの?」
「この二年間、私はこのひびのせいで、あなたのご主人様の家まで水を半分しか運べなかった。水が漏れてしまうから、あなたがどんなに努力しても、その努力が報われることがない。私はそれがつらいんだ。」
壷は言いました。
水くみ人足は、ひび割れ壷を気の毒に思い、そして言いました。
「これからご主人様の家に帰る途中、道ばたに咲いているきれいな花を見てごらん」
天秤棒にぶらさげられて丘を登って行くとき、ひび割れ壷はお日様に照らされて美しく咲き誇る道ばたの花に気づきました。
花は本当に美しく、壷はちょっと元気になった気がしましたが、ご主人様の家に着く頃には、また水を半分漏らしてしまった自分を恥じて、水くみ人足に謝りました。
すると彼は言ったのです。
「道ばたの花に気づいたかい?花が君の側にしか咲いていないのに気づいたかい?僕は君からこぼれ落ちる水に気づい て、君が通る側に花の種をまいたんだ。そして君は毎日、僕たちが小川から帰る途中水をまいてくれた。この二年間、僕はご主人様の食卓に花を欠かしたことが ない。君があるがままの君じゃなかったら、ご主人様はこの美しさで家を飾ることはできなかったんだよ」
私たちはみな、それぞれにユニークなひび割れを持っています。
私たち一人一人がひび割れ壷なのです。
私たちの仕事は、子どものひびを責めることではありません。
自分のひびを責めることでもありません。
子どものひびのために花の種をまくこと、それこそが親の仕事です。
子ども達はどんな花を咲かせてくれるでしょう。
そして、私たち親はどんな花を咲かせるでしょう。  <ブログ言霊から抜粋>
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パウロは欠点を誇ろうと言ってます。
これは 自分の欠点を自覚して謙虚になろうと言っているのだと思います。
そうすれば 自分を受け入れて付き合ってくれる人に感謝できるし、、

欠点だらけの人だけど 憎めないやさしくって心の清い人といわれるでしょうね。        

私も 穴だらけの壷だけど、それでも 、 それがゆえに、 さらに、がんばろう! 隣人を愛することに、、、












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