2011年4月22日金曜日

『世界の支援 はげましを忘れない』(毎日新聞社説 4月18日付)

『世界の支援 はげましを忘れない』(毎日新聞社説 418日付)

 岩手出身の詩人・童話作家、宮沢賢治は明治三陸大津波の年(1896)に生まれ、昭和三陸大津波の年(1933)に37歳の生涯を閉じた。東北の大地に住む、貧しくつつましい人たちに、限りない愛情を注いだ賢治。代表作「銀河鉄道の夜」には、主人公の心やさしい少年ジョバンニが「ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう」と、こうべをたれてつぶやく場面がある。
 東日本大震災が起きてから、世界中が日本を支えてくれた。2万人態勢の「トモダチ作戦」で物資輸送、救助・捜索にあたった米軍をはじめ、缶詰や下着など避難生活に必要な物資を送ったり、医療活動などにあたった多くの国。涙を流しながら、津波犠牲者を悼む歌を合唱したケニアの少女たち。決して裕福ではない生活の中から14万円を寄付してくれた、ジャカルタの看護師・介護福祉士候補者のみなさん。遠い異国の被災者のつらさをわがものと受け止め、他者のしあわせを自分のしあわせに置きかえる無数のやさしいジョバンニに、私たちはこう伝えたい。ありがとう、あなたがたの気持ちは忘れません、と。
 日本に住む外国人も、被災地に行って炊き出しなどのボランティアをしている。震災で悲しみに沈む日本人にとり、国境や国籍を超えた思いやりは大きなはげましだった。大地震と大津波と原発事故。容赦ない災害の連鎖にぼうぜんとなりながらも、私たちは今、世界との絆を感じている。日本は一人じゃない。復興と再生への遠い道のりを前にしながら、そう思う。
 私たちはこれまで、支援を与える側にいた。その私たちが、支援を受ける側に立った。約5億5000万円の緊急支援予算を組んだタイのアピシット首相は「日本はこの50年間、タイの発展に重要な役割を担ってきた。タイが恩に報いるのはこの機会だ」と語った。多くの国や国際機関が、いままで助けてくれた日本を今度は私たちが助ける番だ、と言ってくれる。
 国際支援、共存共栄、地球市民。お題目のように使ってきたこうした言葉が、抽象的ではなく、生き生きとした実感を伴って、私たちの胸に響く。外国から寄せられる善意が、困難な環境にいる人たちにとって、どれほど心温まるものかを、私たちは今さらながらに知った。
 大きな余震が続き、震災被災者たちの苦境は、いつ終わるともしれない。原発事故が収束するかどうかもなお、予測がつかない。再び活力あふれる日本社会が戻ってくるまでには、もう少し時間がかかるだろう。だが私たちは、強じんで魅力ある国として、必ず復活する。国際社会からの温かいエールに応えるためにも。世界中からまた、たくさんの人がやってくる国にするためにも。
 日本は一人じゃない。それは、同時に、日本は一人では生きられないということでもある。エネルギー資源や食料を海外に依存し、外国と交易しながら生きていくことを、運命づけられた国である。平和な日常は、日本の生存にとって不可欠である。であればこそ私たちは、他者の痛みに、よりいっそう敏感な国でありたい。自然災害や紛争など、不条理な外部からの力によって仕事や家族や大切な人を失い、貧困や疾病に苦しむ人たちが、世界にはおおぜいいるのだから。
 外に目を開き、この地球に住む一人一人の人間の尊厳を守ることを何よりも大切にする--。それが、震災でいただいた世界の支援に、私たちが応える道ではないだろうか。

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「苦難にある者たちの告白」 -ある患者の詩-

「苦難にある者たちの告白」-ある患者の詩-

大事を成そうとして、
力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった。

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた。

幸せになろうとして
富を求めたのに、
賢明であるようにと
貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようとして、
権力を求めたのに、
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった。

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるように
命を授かった。

求めたものは一つとして
与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた。

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ。
(訳者不明)



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2011年4月17日日曜日

日本は今 内外共に再建復興が必要!!

どうして 人権が大切と思われますか? もし皆様が犬以下の扱いを受けたら どう思われますか?
人をバカにするにも 程がある。と思われるでしょう。 

もし皆様が無心論者でそして 先祖が猿と信じているのなら あなたの顔は猿そっくりで歩き方も猿に似ている。と言われたら どうですか?
子孫が先祖に似るのは当然と思われますか? どうして人権尊重なのですか?

それは 私たちは動物ではなく みんな等しく神の子だからです。

福沢諭吉は 天は人の上に人を創らず 人の下に人を創らず。と言われました。
しかし ここに 人の下どころか 犬の扱い以下の扱いを 12年5ヶ月間受けた人がいます。その方は後藤徹氏です。 その方は統一教会員というだけの理由で12年5ヶ月間 監禁されました。 以下の写真は 監禁後の写真です。

民主主義の国は信仰の自由が法律で認められています。
親が子供を拉致監禁するわけですが その背後にキリスト教牧師がいて親は彼らの指示のもとに行動します。 牧師たちは 親から多額のお金(退職金相当)をむさぼり取っている状態です。
彼らは 牧師の聖なる務めをせず お金をもらいながら羊泥棒をしている有様です。
警察は 家庭問題として取り上げないでいます。

親が子供を殺そうとしたので 子供が逃げて警察に行ったら 警察は家庭問題だからというのですか? 道理にかなっていません。

日本は今 外的に 震災の建て直しと共に 内的再建復興が必要です。
正義が 正義として認められる国になる必要があります。 今世界が 日本が信仰の自由のない国という現実を知ったら 大変なことになるでしょう。


日本では4300人以上の人が拉致監禁の被害にあっています。 これをストップするために
後藤徹氏を応援しましょう。


車椅子の後藤さん
歩行不能のため車椅子に乗っている後藤さん

(訴状すべてが読めます。読まれてない方はこちらからでも見れます。
是非、読んで下さい。)


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心動かされる名言集