土のごとくに、、、、、、

今年は雨が多いせいか、　表の庭一面に苔が草の下に隠れて茂ってきているのを見つけました。
これはスゴイ！　苔（コケ）が地面を覆ったら草刈をする必要がなくなるのです。

散歩をしていても道端の苔が目につく、　目につく。　それを少しずつ取ってきては裏庭に植えてモスガーデンを作っています。　とても風流ではありませんか。　詩的だし　ベンチをおいて瞑想したりして、、、、
この家に越してきて１５年ですが、　花壇に花をうえても庭の草は刈るだけでした。
しかし　苔の庭となると情がいくものです。

日本庭園も盆栽も苔が愛用されているし　日本国花にも苔のむすまで（その状態が長く続くこと）と唄われています。

私の家の前のおじいさんは天気のいい日は毎日庭の手入れをしています。　よっぽど暇なんだなあと思っていましたが、　庭のていれはやりだすとヤミツキになるものですね。
手間をかけて愛した分　美がかえってきます。

自分の創造性、　芸術的センスなどを発揮すると喜びが沸いてきて、　自然と情がいくものです。
地面を見て喜ぶなんて、（勿論苔の地面ですが）　初めてです。

土を触るガーデンワークはストレス解消にいいと聞きましたが、　地面は全てを受け入れ、全てを支えるからでしょうか。
全てを受け入れることは　感謝することなくしてはできません。

土のごとく、　全てを受け入れ、　自己主張することなく、　全体のために生きて、目だたず、ひっそりと何もなかったように平常心を保って生きる。、　なんて素晴らしい！　
がんばろう！！！

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